わかいころに死ぬほど聴いたアルバムの18枚目。
あのスーパーバンドのライブ盤!
- ザ・ローリングストーンズ(The Rolling Stones)
- ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト(GET Yer Ya-Ya's OUT!)
- ジャンピン・ジャック・フラッシュ(Jumpin' Jack Flash)
- かわいいキャロル(Carol)
- ストレイ・キャット・ブルース(Stray Cat Blues)
- むなしき愛(Love In Vain)
- ミッドナイト・ランブラー(Midnight Rambler)
- 悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)
- リヴ・ウィズ・ミー(Live With Me)
- リトル・クイニー(Little Queenie)
- ホンキー・トンク・ウィメン(Honky Tonk Women)
- ストリート・ファイティング・マン(Street Fighting Man)
- まとめ
ザ・ローリングストーンズ(The Rolling Stones)
わたしが紹介するまでもない、いまなお活動している大御所ロックンロールバンドです。
かれらのオリジナルスタジオアルバムは26枚(数え方が違う場合もありますが)、ライブの動員数も今なお大きく、驚異的な興行収入を上げるモンスターバンドです。
2021年のツアーでは、1回の公演で10億円以上の興行収入があるとのこと。
すげー。
でもかっこいいですよね。映像を見るだけで、腰が動く!
そんな彼らのライブアルバムとしては初めての作品が今回のアルバム。
※ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!(Got Live If You Want It!)というアメリカで発売されたライブアルバムが4年前に出ていますが、こちらはバンドは認めていないということで、公式では今回のアルバムが初。
ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト(GET Yer Ya-Ya's OUT!)

変な題名(笑)
意訳すると「騒げ!」って感じらしい。
その題名にピッタリな、素晴らしいライブアルバムです。
1970年に発売、内容は1969年11月のマディソンスクエアガーデンの公演。
もちろん、後からのオーバーダビングはされていますが、絶好調の彼らの「生」が感じられる素晴らしいライブアルバムと思います。
ジャンピン・ジャック・フラッシュ(Jumpin' Jack Flash)
司会者のバンド紹介から、おなじみのギターリフ。
この時はすでにオリジナルメンバーで、初期のバンドリーダーであったギタリストのブライアン・ジョーンズ(Brian Jones)は脱退(解雇)しており、亡くなった後になります。
そのため、ギターにミック・テイラー(Mick Taylor)が参加しています。
そのおかげが、ギターサウンドにかなりの厚みが出ていますね。
とにかくかっこいいオープニング!
翌年のライブ映像。若いし、かっこいいなぁ。
かわいいキャロル(Carol)
この時のライブ映像ですね。
このミック・ジャガーという人、見るからに精力抜群ですが、その通り。
かれは、男女見境なく、食べてしまうそうです。
興味ある方、ぜひこの本をおよみください。めちゃくちゃおもしろい。
ストレイ・キャット・ブルース(Stray Cat Blues)
ブライアン・ジョーンズが亡くなった2日後に行われたライブ。
もともとは新メンバーのミック・テイラーお披露目ライブでしたが、ブライアンの追悼コンサートになりました。
キースのフライングVがいいですね。
アメリカンロックのような曲ですね。すでに彼らの市場はアメリカに移っていましたが、アルバムは売れるものの、ライブはしばらくしていなかったので、彼らの復活を示すライブになりました。
このアルバムのライブも久しぶりのアメリカ公演で力が入っているのでしょう。演奏がとてもいいですね。いい意味で、粗く荒く、荒くれています。すごく好きですね。
むなしき愛(Love In Vain)
このころのバラードとして名曲中の名曲。
ミックのスライドギターが素晴らしい。
この曲はかなりアメリカ色ブルース色カントリー色が強いですね。
かれらのルーツとしてはもちろんそうなのですが、このころはミックとキースの楽曲が中心となっていて、二人の好みが強く反映されています。
ミッドナイト・ランブラー(Midnight Rambler)
この曲大好き。ストーンズの中でも1番好きかもしれないな。
かっこいいし、途中のブレイクや、再び始まるところは鳥肌もの。
シンプルですが、それゆえのカッコよさ。
なにより、ミックのショーマンとしての才能が、ライブではガンガンに爆発します。
悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)
このハイドパークではアフリカの打楽器を多用し、よりミステリアスな雰囲気を出していますが、このライブ盤ではかれらだけの演奏で、かなりロックです。
これもいいです。
この時のビル・ワイマン(Bill Wyman)のベースがかっこいいです。
かれは目だ立つ動かずですが、この曲のかれのベースはまるでドラミングのようで、この曲にスピリチュアルな雰囲気を加えています。
リヴ・ウィズ・ミー(Live With Me)
この曲もアメリカ市場を意識したのかな。
ロックというよりもハードロックに近いかもしれない。ギターの音がかなりそれを意識してそう。
この曲も隠れた?名曲といっていいでしょう。収録されているレット・イット・ブリード(Let It Breed)も超名盤といっていいと思いますが、このころの彼らのシンプルで荒いところが好きだなぁ。
リトル・クイニー(Little Queenie)
チャックに対するかれらのリスペクトがかなり強く、ミックとキースはお互い、チャック・ベリーとマディ・ウォーターズが好きだということがわかって、仲良くなったとも言いますので、まさに彼らのルーツです。
ホンキー・トンク・ウィメン(Honky Tonk Women)
いまでもかれらの代表曲。このキースのイントロは、シンプルを通り越して、そのまんまですが、ここまで印象的なイントロもすごい。
盛り上がりますねぇ。サビもみんなで歌えるし、このリズムのノリも最高ですね。
ミックとキースの作曲能力は本当に高い。
いい曲ということだけでなく、ライブでいかに盛り上がるか、よくわかってらっしゃる。
ストリート・ファイティング・マン(Street Fighting Man)
この曲も好きだなぁ。
この曲は、これまでのストレートなロックやブルースとちょっと違って、サザンロックのようでもあるし、彼らの新境地になった曲ではないですかね。
かなり政治的な内容だし、言葉のままデモや暴動を歌っているが、単に暴力的ではなく、自分たちの無力さも歌詞の中にあり、葛藤をテーマにしている。
特にベトナム戦争時のアメリカの状況から歌詞を書いているので、アメリカのライブを納めたアルバムの最後というのも、メッセージがあるのでしょう。
星条旗の帽子をかぶっておどけているのもその気持ちの表れかな。
まとめ
とにかくこのライブ盤は最高です。
ライブ盤が好きですが、わたしの中では間違いなく5本指に入るかな。
ライブ盤で必要な「生」感があるし、かれらのこの時をしっかりとパッケージできていると思う。なによりこのジャケットが最高。
レコードもCDももっていますが、とにかく、いいアンプ、いいスピーカーで爆音で聴くべしですね。
けっきょく、でなきゃ、まんぞくできねぇぜ!