けっきょくなにもしない

おじさんのひび

めちゃめちゃ聴いたアルバム その14 LINDBERG I/LINDBERG

わかいころに死ぬほど聴いたアルバムの14枚目。

 

その後人気になったバンドのデビューアルバムってなんか好きなんですよね。

いい意味でそうした才能が見え隠れする部分もそうですが、なにかあがいている、がむしゃらな感じがよいです。

 

特にこのアルバムはお気に入りです。

 

 

LINDBERG I/LINDBERG

元アイドルだった渡瀬マキ中心に結成されたバンド。

ただ、この1989年発売のデビューアルバムではまだメンバーが固まっておらず、多くのミュージシャンの楽曲提供、演奏で参加している。



ジャケットには彼女の決意表明といえる言葉がつづられています。

アイドルをやめてロックミュージシャンになりたかったわけではなく、仲間と作品を作りたかった、その中で歌いたかったという思いが書いてあります。

 

来歴を見ると、アイドル時代に、ジーンズとロックTシャツで勝手にステージに上がり、社長から怒られたときに心境を告白。ここで方針変更となった。

理解ある社長ですね。

 

このアルバムもいろいろと葛藤した結果の作品なのでしょう。

 

STEP IN NOW

オープニングを飾る曲。

激しいギターのカッティングからのマイナー調のロックナンバー。アイドル時代と大きく変わったことを印象付けていますね。

彼女が書いたわけではないですが、歌詞も別れからの次のステップを書いていますが、そういう意味なんでしょうか。

 

渡瀬マキの高音が透明感があってよいなぁ、と思いますね。

 

 

BLUE AFTER BLUE

THE ROOSTERZで非常に人気だったギタリスト、下山淳が編曲。

彼らしいギターですね。弾いているのは違うかな。

 

この曲も彼女が書いた菓子ではないですが、印象なのは「デパートの屋上に探せないものもある」「もう少し素顔で」「思い出にしたくない」「スカートの丈 気にしないですむ」など、アイドルから変化していこうとする意志なのでしょうかね。

 

ROUTE 246

ZIGGY森重樹一作曲のデビューシングル。

彼らしい情緒あるメロディですね。

女性ボーカルを活かした名曲だと思います。

 

SHALL WE DANCE?

この後のヒットを予感させるLINDBERG節を感じる曲です。明るくてノリの良いロックナンバー。

繰り返す印象的なサビ。彼女の声は張りがあっていいですね。

 

BAD IN BED

こちらもLINDBERG節って感じの曲ですね。

面白い菓子と、ノリのよいポップでロックなナンバー。

ちょっとかわいらしい声で激しい歌詞とメロディ。このギャップがいいんでしょうね。

 

CRAZY DIAMOND

連続してポップなロック。

ビートバンドというのがこのころはやっていましたが、その香りがしますね。

作曲がメンバーのギタリスト平川達也。この方向性というか、渡瀬マキを活かす、という感じが見えます。

この曲はこのアルバムの中で特に好きですね。

 

MINE

LINDBERG結成前に渡瀬マキが初めて書いた歌詞に、平川達也が曲を付けた、LINDBERGの始まりの曲。

 

苦しむ恋人に寄り添う感じでしょうか。

優しい名曲ですね。

 

EPILOGUE~SILENT DE JA VE~

このアルバムの面白さは最後のこの曲ですね。

まるでオルゴールのような渡瀬マキの歌声。

ピアノのみの不可思議なメロディ。

 

いろんなことにチャレンジしたアルバムの最後として面白いです。

冒険ですね。

 

まとめ

あまりライブ映像がないのでわかりづらいですが、とにかくLINDBERGという、この翌年「今すぐKISS ME」大ブレイクするバンドのはじめの一歩として、さまざまな形でチャレンジしているというか、試しているというか、あがいているようにも感じる、この青い感じ、とても感慨深いアルバムです。

 

 

内容的にも好きなので、この後の大ヒットしたアルバムよりも、けっこう聴いていました。

今回も久しぶりに聴いて、面白いと思いました。

 

けっきょく、必殺技の前のしゃがみ込みはわくわくする。