けっきょくなにもしない

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330円のいざない その6 Make It Big/Wham!

330円のいざない その6

配信で音楽を聴くのが普通になっていますが、やはり手元に置きたい!

リサイクル店で見つけてきたアルバムを再評価する企画。

今回は6枚目。

 

本当に一世を風靡したスーパーディオ、Wham!ワム!)の名盤。

 

Wham!ワム!

George Michaelジョージ・マイケル)とAndrew Ridgeley(アンドリュー・リッジリー)のイギリスのポップデュオ。音楽面はジョージ、ステージやビジュアルはアンドリューが担当しました。

1981年結成、1982年にファーストシングルをインディーズレーベルから発売。

ルックスの良さと、明るい曲調が人気となり、1983年のデビューアルバムが初登場1位。

そしてそのレーベルとのごたごたがあり、メジャーレーベルへ移籍。

2枚目のアルバムとして発表したのが今回の「Make It Big」。

その後も世界中でヒットを連発しましたが1986年に突然の解散。スタジオアルバムとしては、これまで2枚とアメリカと日本だけに発売された1枚の3枚のみ。

なので、それほど多くの作品を残していたわけではなく、たった5年弱の短い活動でした。

でも、かれらの活躍は鮮烈に残っていますね。

 

Make It Big

前述の通り、このアルバムは2枚目で、メジャーレーベル移籍第1弾のアルバムになります。

前作に比べ、演奏や音質面ではかなり良くなったように思います。

そして、プロデュースとアレンジはジョ-ジ。曲のほとんどもジョージが書いております。

 

イギリス・アメリカ、もちろん日本でも洋楽チャート1位(総合では2位)。彼らの会心作でしょう。

 

WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO

1曲目を飾るヒットナンバー。日本題は「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」。

とにかく彼ららしい、明るくて、ノリが良くて、楽しい曲。

メロディーラインは独特で、ワム!の2人をよく表した名曲ですね。

意外とフラれた歌なのかな?ベッドから彼女が一人で出て行ってしまった、出かけるなら連れてってよ、って歌です。

 

この白いTシャツも懐かしいな。

 

EVERYTHING SHE WANTS

これは名曲ですね。すばらしいです。

ちょっと物悲し気で、ワム!が得意な哀愁たっぷりな歌ですね。

イギリスポップスっぽいともいえるかな。

でも内容的には彼女のために一生懸命働いているのに、奥さんからの「ギブ」がない、と嘆いています。

君にお金をやるために働いているのか?という叫び。意外とリアルな歌(笑)

 

FREEDAM

静かなバラードが続いた後のこの曲。

この曲も名曲ですね。これも意外と好き勝手に遊びまわる彼女に傷ついている男の歌ですね。

意外とワム!はこういうのが多いな。

この中国でのコンサートは話題になりましたね。

これに合わせてFREEDAMというのはなかなか洒落が効いているね。

 

If You Were There

こちらも哀愁あるポップな曲ですね。

とにかく好きだということを伝える気持ちを歌っています。

こういう歌はジョージの真骨頂ですね。

 

CREDIT CARD BABY

すごい題名ですね。こちらもワム!らしいポップソング。

これも結構物欲激しい彼女(笑)

しかも、彼女は「僕」のポケットに手を突っ込んでいる(笑)

こういう恋人が多かったのかしら。

 

CARELESS WHISPER

ワム!2人の作品。

超名曲ですね。

日本人にも染み渡る哀愁あふれるメロディと、サックス?トランペット?いいですよね。

中国でのライブ。

ジョ-ジ、歌うまいですね。こうしてみると、日本の演歌にも通じるような印象もありますね。

 

まとめ

この後も彼らの快進撃は続きますが、作品のレベルが高いし、若者をひきつけるルックスやファッション。時代の寵児でしたね。

あらためて聴くとアルバムとしての内容の濃さはすごいですね。

名アルバムだと思います。

 

けっきょく、ワムってドカンって意味らしい