けっきょくなにもしない

おじさんのひび

未知の病気⑥ 杉浦病院の資料館

地方病については前回で終わりですが、この地方病のことがよくわかる資料館の紹介です。

 

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甲府昭和インターのすぐ近く

中央高速の甲府昭和ICを降りてすぐです。少し住宅街に入ったところ。

駐車場も広くあります。

有料ですが、人が少ないときは館長さんが説明をしてくれます。

しっかりとした内容を知りたい場合は是非お願いしてみましょう。

 

治療薬

薬の棚は当時のまま残っています。

すごくいい雰囲気。

名前がわかりませんが薬を調合する器。ガラスがきれいです。

手洗い用、もしくは器具の洗浄用ですかね。中にフィルターが入っていてきれいな水が出るとのこと。

地方病治療薬の一つであったスチブナール。たまたま当時のものが一つ残っていたそうです。

効果はあるが、副作用が強く、また20回注射を打つことから経済的な負担は大きかったようです。

 

日本住血吸虫

オスとメスが合体している日本住血吸虫。1~2cmにもなるとのこと。

なんでこうおどろおどろしいのか。

日本住血吸虫の成育過程。これが発見されたことが大きいが、ここに至るまでが長かった。

 

ミヤイリガイ

杉浦医師は中間宿主のミヤイリガイを自費で研究し、飼育もしていたとのこと。

なんとかして、この病気をやっつけたかったのですね。

この部屋で研究、飼育をしていたようです。

でも、タイルが美しいですね。洗面台も今に欲しいデザイン。

 

啓蒙ポスター

2階は資料が多くあり、広い座敷になっています。

わたしもいろんな資料を読みふけってしまいました。

テレビで放送された地方病の番組も見ることができます。

 

家具を見るだけでもいい

こうしたガラス棚もいいですね。棚の四方がガラスというのも意外と珍しいのでは。

奥の洗面もよいです。

 

オイルストーブかな。薄くてかっこいい。

電灯もかわいい。

こちらもシンプルだけどいいですね。

また窓のガラスも素敵。

こちらは廊下。この伝統も和な感じでよいですね。

ここだけちょっと飛び出した部屋。ここでテレワークしたいです。

 

地方病は怖い!

いただいた資料。とても分かりやすくシンプルですね。

 

ぜひ皆さんも一度行ってみてください。

日本の歴史としてもしっかり残していきたいです。

 

けっきょく、まだまだいろいろと学ばなければいけない過去がある。