地方病については前回で終わりですが、この地方病のことがよくわかる資料館の紹介です。
甲府昭和インターのすぐ近く
中央高速の甲府昭和ICを降りてすぐです。少し住宅街に入ったところ。
駐車場も広くあります。
有料ですが、人が少ないときは館長さんが説明をしてくれます。
しっかりとした内容を知りたい場合は是非お願いしてみましょう。
治療薬
薬の棚は当時のまま残っています。
すごくいい雰囲気。
名前がわかりませんが薬を調合する器。ガラスがきれいです。
手洗い用、もしくは器具の洗浄用ですかね。中にフィルターが入っていてきれいな水が出るとのこと。
地方病治療薬の一つであったスチブナール。たまたま当時のものが一つ残っていたそうです。
効果はあるが、副作用が強く、また20回注射を打つことから経済的な負担は大きかったようです。
日本住血吸虫
オスとメスが合体している日本住血吸虫。1~2cmにもなるとのこと。
なんでこうおどろおどろしいのか。
日本住血吸虫の成育過程。これが発見されたことが大きいが、ここに至るまでが長かった。
ミヤイリガイ
杉浦医師は中間宿主のミヤイリガイを自費で研究し、飼育もしていたとのこと。
なんとかして、この病気をやっつけたかったのですね。
この部屋で研究、飼育をしていたようです。
でも、タイルが美しいですね。洗面台も今に欲しいデザイン。
啓蒙ポスター
2階は資料が多くあり、広い座敷になっています。
わたしもいろんな資料を読みふけってしまいました。
テレビで放送された地方病の番組も見ることができます。
家具を見るだけでもいい
こうしたガラス棚もいいですね。棚の四方がガラスというのも意外と珍しいのでは。
奥の洗面もよいです。
オイルストーブかな。薄くてかっこいい。
電灯もかわいい。
こちらもシンプルだけどいいですね。
また窓のガラスも素敵。
こちらは廊下。この伝統も和な感じでよいですね。
ここだけちょっと飛び出した部屋。ここでテレワークしたいです。
地方病は怖い!
いただいた資料。とても分かりやすくシンプルですね。
ぜひ皆さんも一度行ってみてください。
日本の歴史としてもしっかり残していきたいです。
けっきょく、まだまだいろいろと学ばなければいけない過去がある。