むかしのきょう
今から80年前の1944年、ジェフ・ベック(Jeff Beck)の誕生日。
三大ギタリストの一人。
おそらくその3人の中でも音楽的な幅広さは特徴的かも。
専門的な音楽話はできないので、わたしのベックの好きなところを。
まず、わたしが聴きこんだのはこれでした。
今まで聞いた中でも最高のライブアルバムでした。
発売自体は1973年なのでさすがにリアルタイムではありませんが、中学生くらいですかね、その曲のすばらしさと、ギターの奏でるメロディがかっこよすぎました。
が、このBBAはストレートなロックが多いイメージでしたが、その後「これがジェフ・ベックの名盤だよ」と知って聴いたこちらでもどきもを抜かれました。
「ブロウ・バイ・ブロウ」
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全編インスト。1975年では結構マニアックな音楽も流行っていたことと思いますが、ギター中心のインストアルバムというのはかなり珍しかったのではないでしょうか。
ジェフは、自分名義のバンドやソロになってから、ヒットを連発し続けましたが、毎回その音楽の趣向がかわり、ギターの音色がかわり、スタイルを変えました。
でもすべてにおいて「あぁ、ジェフ・ベックだ」とわかってしまう。
ここに彼のすごさがあるように思います。
常に変わり続け、常に完成させ、また次に行く。
曲調やジャンルということだけでなく、ギターという楽器が中心にあり続けているというのが、すごいなぁと思います。
正直こんなギタリストは他にいないですね。
けっきょく、「すごい」と「うまい」を兼ね備える人は歴史的にもそういない。
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