けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう 羽柴誠三秀吉 10/11

むかしのきょう

今から75年前の1949年、羽柴誠三秀吉の誕生日。

あなたの名前をWikiでみて、「あー、なつかしいなぁ」と思いました。

 

若いころに近所の住職から「お前は羽柴秀吉の生まれ変わりだ!」と言われて、羽柴秀吉を名乗るようになり、21歳で起業した運送会社で大当たり、一代で大企業になりました。

 

そして、もともと興味のあった政治の世界へ。選挙に出続けました。

次々に立候補をしますが、すべて落選。

大阪府知事が一番の目標だったそうですが、ダメでした。

一番惜しかったのは夕張市長選挙。わずか300強の差で落選。住民票を移し、事務所も作り、事業もやりましたが、2敗。

この映画でも取り上げられましたね。

あなたの夢はかないませんでした。

故郷には平等院鳳凰堂のようなホテルを建てますが火事で全焼。

その後国会議事堂に似せたホテルを建てますが、これも全焼。

 

裸一貫で大成功をし、政治の世界でやりたいこともあったでしょうが、夢かなわず。

そして、あなたの会社や残した建物も亡くなってしまいました。

 

ちょっと悲しいですが、あの頃のあなたの映像を見ると、正直で、まっすぐだったのでしょうね。商売で成功をしたのは間違いないですから、その才能は人よりも大きく炊けていたのだと思います。

 

けっきょく、夢をつかむのは難しいが、追い続けることも難しい。