けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう 司馬遼太郎 8/7

むかしのきょう

今から101年前の1923年、司馬遼太郎の誕生日。

わたしが紹介するまでもないですね。

数多くの歴史小説を書き、かつ長く愛された作家さんです。

 

たくさんの資料を集めることで有名なあなたですが、あくまで書いているのは小説であり、歴史書ではない、というところでよく誤解を受けていましたね。

このあたりは他の作家さんでもいろいろとジレンマがあるでしょう。

 

そのまま歴史事実を書いてもストーリーとして盛り上がらなかったり、登場人物の魅力が半減してしまう。とはいえ、あまりにも違うことを書いてもそれが問題になる。

 

大変な仕事と思います。

 

しかし、あなたの作品は多くの人が読み、多くの人が夢中になり、そして歴史やその人間に興味を持ちました。わたしも幕末とか、日露戦争とか、そうした歴史に関しての興味はあなたの作品が入り口となりました。歴史の勉強にも身が入りました。

 

ありがとうございました。

 

けっきょく、歴史は事実であるがその人たちの気持ちを想像するのが面白い。