けっきょくなにもしない

おじさんのひび

木の柱の秘密: 昔撮った相模川の旧橋脚

昔撮影した相模川の旧橋脚の写真が出てきた。

 

国道1号線新湘南バイパスが交差する場所

国道1号線で、いまの相模川よりかなり東側の小出川沿いにあります。

ここは、鎌倉時代にかけられた橋の足の部分が保存されています。

 

なぜ発見されたか

ここは、関東大震災の時に、液状化現象により地中から木の柱が出てきたことから始まります。

調査の結果、鎌倉時代源頼朝のころ、1198年ですから幕府ができて6年後、重臣の稲毛重成が架けた橋の橋脚とわかりました。

 

今の姿

今は、木の腐食を抑止するために、木に似せたカバーがかけられ、本物を見ることができません。

 



20年以上前に撮影した橋脚

わたしが撮影したのは確か2000年ごろだったと思います。

だいぶ朽ちているところはありますが、なんか雰囲気良いですね。

フィルム写真なので、ちょっと色合いもよいなぁ。

 

逸話

この橋の供養の後、落馬したのが起因で頼朝は亡くなった、という説があります。

そのため、相模川の河口付近は「馬入川」と言われています

川に落ちたわけではないと思いますが。

また、相模川としてはちょっと東すぎるので、相模川橋脚跡と言っていいのかはわかりません。

 

バイクの写真

やんちゃなバイクですね。以前書いていた四国旅行からかなり改造しています(笑)。今よりも池が大きいのがわかります。

あと周りにはたくさん桜があったのですね。

このバイクの改造前はこちら。

 

けっきょく、古いものを残すのは大変だけど見えなくなるのは残念。

 

※おまけ

説明板や模型