けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう チャーリー・ワッツ(Charlie Watts) 6/2

むかしのきょう

今から83年前の1941年、チャーリー・ワッツ(Charlie Watts)の誕生日。

 

いわずとしれたザ・ローリングストーンズのドラマー。

もともとジャズが好きだったが、ストーンズのメンバーと出会って、R&Bやブルースに興味が出たとのこと。

ストーンズへの参加も、デビューの直前で、そんなに長く続くとは思っていなかったそうですね。

 

いろいろな逸話を聞くと、ストーンズはあなたがいたから続いていたし、あのサウンドあなたがいてこそ、と思います。

 

ジャズが好きで、本当はもっとジャズをやりたかったのですかね?

でも仲間思いなのか、ストーンズへの愛はしっかりと強かったのか、ただドラムをたたきたかったのかわかりませんが、あなたはバンドの要として、リズムを刻み続けました。

なんでしょう、正直テクニカルとは言えないのですが、このリズム感覚だったり、音だったり、まねすることが難しい。あなたしか出せない音、と言っても過言ではないですね。

 

あなたの好きなところはドラムはもちろんですが、一言一言がとてもかっこいい。

 

わたしが好きなのは、酔っぱらったミック・ジャガーが深夜にあなたを自分のホテルの部屋に呼び出した。キースリチャーズも一緒だったとのこと。

「俺のドラマーはどこだ?」

しばらくしてあなたがしっかりとしたスーツ姿で現れ、あなたに、

「二度と"俺のドラマー"と呼ぶな!お前は俺のシンガーだ!」といってぶっ飛ばした、とのこと。

 

実際は、これは酔っぱらったキースの盛った話で、ぶっ飛ばしてはいないとのこと。

でも、あなたをこうした冗談で困らせたミックにこの言葉をかけたのは本当みたいですね。

 

でも、みんなから信頼されて、愛されて、尊敬されているのでしょうね。

あなたがいなくなってから寂しくなったステージですが、メンバーやファンのリスペクトは変わらないです。

 

けっきょく、長く続くものにはしっかりとした要がある。