けっきょくなにもしない

おじさんのひび

むかしのにっきを書き写す 1996年四国一人旅 その8 佐多岬から松山へ

ここから書くのは昔の日記を書いた手帳を見つけたので、それをデジタルに残そうと思い書きます。

 

前書き

この日記は大学生最後の春休み。

友達は海外などに卒業旅行に行くのに、私はバイクでテントや寝袋を積んで、四国一周旅行へ旅立ちます。

前回は竜串から佐多岬は断念。6泊目。

 

na2ro.com

今回は佐多岬へ行って松山へ向かいます。

一応その時の日記をそのまま載せるようにしているのですが、今回の後半はかなりキツい。

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1996年3月4日 晴れ 一応暖かい

なぜか今日は06:30までぐっすり。相当疲れていたらしい。

さっさと片付けて出発

 

佐多岬

佐多岬は意外と遠い。やっと(1時間走って)ついた。

 

灯台駐車場があり、そこからは歩き。

しかし歩いても歩いても岬につかない。きつい坂道を歩く。

30分ほど歩き展望台に着く。

せまーい展望台。

ベンチが2つあるだけだ。やられた。

しかし、岬の灯台が前方下に見え、海の向こうには大分・九州が見える。

15kmほどだ。

「行ってみようかなぁ」などど***(彼女)には笑えないギャグを考えた。

ビデオレター

佐多岬から駐車場にかえると、地元の中学生と男の先生と外国人の女性がいた。

ビデオを回し、生徒が一人一人英語で何かをしゃべっている。

聞いてみると、外国人の女性は英語の先生で、彼女の母校の生徒と三崎の中学校を文通させていて、今回はビデオレターを送ることになったらしい。

一人ひとり文章を考え、暗記してしゃべっている。

「あー、忘れた」

「めっちゃ緊張した」etc

なつかしいような気がした。

2年が全員(8人だけ!)撮り終え、早々に帰った。俺も少し休んでメロディラインに戻る。

 

アコウ樹

三崎にはアコウ樹という木がある。天然記念物だ。

根の上に家がある。

気が付かないと通り過ぎる木だが、よく見るとすごい!

 

国道フェリー

三崎からは九州の別府までフェリーが出ている。

おもしろいのが、岬まで来た国道197号線は海を渡り別府から大分まで続いている。

つまりフェリーが「国道」なのだ。

そういえば北海道帯広の南にも川で途切れた国道がある。渡し舟が車を渡しているらしい。変な話だ。

 

おはなはん通り

八幡浜にもどり大洲に着いたのは昼。

ここには「おはなはん通り」をはじめとした明治の街並みがある。

すこしハイカラな感じがする。

残念ながらそれ以外は何もない。

 

いなりや

大洲から少し行くと内子がある。

昼過ぎ。

昼ご飯は「いなりや」にする。

るるぶ」に載っていたのだが、安いし、限定でいなり寿司がつく。

が、行ってみると開いてはいるが、板前は休みで、持ち帰りのいなり寿司だけだった。

2個だけ買う。

 

うまい!濃くなく薄くなく本当においしい。

 

ドラえもん

もう一つ気になるお店があった。

内子の手前で見つけたのだが「ファミリーレストラン ドラえもん」であった。

いったいなんだ?と気になっていた。

そこに戻る。

中もメニューも普通のレストラン。

ただ、マンガがたくさん置いてある。

なるほど、そういうことか。

ひさしぶりに「アラレちゃん」を読む。気が付くと14時だった。

※今はカラオケ喫茶???

 

内子座

再び内子に戻り、「内子座」に行く。

住宅地の中に静かに立っている。

できたのは大正時代。江戸時代にあったものではなかった。

中に入ると意外と広く、舞台の下「ならく」に「回り舞台」の装置もあり、なかなかおもしろい。ゆっくりみていた。

 

宿へ

ここから松山まではすぐだった。

まだ見ようかと思ったが、17時だったので今日はもう宿に行く。

「みゆき会館」は市中心から少し外側。静かなところだ。

※もうなくなったのかな?

外観はきれいではないが、部屋は広い。

風呂も道後温泉。夕食は刺身、カキなべ、タイ皮の吸い物、鶏肉、とんかつ、すのもの、と熱燗!

デザートのポンカンを食べ大満足。

人間らしい生活だ。

あれ、でも人間らしい生活とは、キャンプ生活の方かなとも思う。でもいいや、満足だから。

 

考え事

今日、また考え事をした。

***と会い始めて1年たつ。この一年、悲しいことはひとつもない。

ああ、その前と、そのずっと前から俺は変わったのか。

むかしの俺はどんな人間だったのか。

かわったなぁ、というのはあまりない。

ただ、昔よりマイペースになった。マイペースがわかってきたと思う。

昔は少し無理をしていた、というか、自分を抑えるときがあった。逆に先走ることがあった。

***と会うようになってから、かなり自分を殺すようにしていた。

「好きになるな」とまではいわないが、あまりその方面は考えなかった。

「自分を殺す」気持ちが「マイペース」に変わるのはあまり時間はかからなかった。

それは***の放つ「ほっ」とさせる感じだろう。

「この娘の前では安心する」と思った。

だから無欲でマイペースになれたのだろう。

けど、後々それで好きになったんだけど(笑)

でもやっぱりそんな変わってないのかな?でも、この一年幸せにこれたことはほんの少しだとしても俺を変えたと思う。まぁ、いい方向だろう。

まだちょっと結論は出ないけど、まぁ幸せだ、ということは間違いない。

この旅行中、TELするとつくづく思う。

これ以上褒めると、***が天狗になりそうで怖い(笑)

帰ったとき、チョコレートで体形が変わっていないことを祈る。

 

明日は瀬戸内海沿い、11号線を東へ行く。80km行って観音寺、20km行って金毘羅宮、30kmほど行って瀬戸大橋ちかくの五色台国民休暇村キャンプ場へ。150kmくらいか。

観音寺までは何もない。一気に行こう!

あと四国にいるのは2泊。そしてフェリーが1泊。残り少なくなってきた。

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すいません!!本当にすいません!!

バカな大学生のあほな文章で申し訳ありません!!

いちおう正直に書き写しているので、ご容赦ください。

 

この彼女と結婚していてよかった(笑)

 

この日は割とのんびりツーリングでしたね。観光ものんびりできました。

この「ファミリーレストラン ドラえもん」は検索すると「カラオケ喫茶 ドラえもん」があるが同一なのだろうか。

場所的にはあっていると思う。。。残っているのなら大変うれしいな。

 

次回はついに衝撃の。。。

 

けっきょく、大学生はうかれぽんち。。。