けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう 松本竜介 4/6

むかしのきょう

今から68年前の1956年、松本竜介の誕生日。

 

あなたはあの漫才ブームの中心でしたね。紳助竜介で。

 

それまでの、スーツで、ボケと突っ込みがはっきり分かれた漫才から、二人とも等身大の若者で、まるで学校ではやしているようなバカ話を、ものすごいテンポでやられていました。衝撃でしたね。

今の漫才を作った功労者でしょう。

 

ところが、解散してから、あなたを見る機会はなくなり、いろいろなお仕事をされていたようですね。

最終的には、水商売の仕事の中、50歳目前にお亡くなりになりました。

 

芸人仲間がたくさん参列した葬儀、テレビで見たのを覚えています。

 

芸人ってたいへんですよね。本当は、人を笑わせたい、というだけなのに、いつの間にかいろいろな責任まで持たされて。有名人だから、と言えばそうなんでしょうけど。

 

あなたの昔の漫才を見ていると、若い二人の面白い会話、っていうのが、またしみじみきます。

 

けっきょく、すなおに面白いでよくない?