けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう マイルス・デイヴィス(Miles Davis) 5/26

むかしのきょう

今から98年前の1926年、マイルス・デイヴィスMiles Davis)の誕生日。

 

モダンジャズの帝王といわれましたね。

さまざまなジャンルの音楽を取り入れ、ジャズをもっと自由にした、と言えるのではないでしょうか。

またバンドにも早くから白人ミュージシャンも分け隔てなく起用し、多様性を重視していました。

いいものはいい、という考えだったのでしょう。

 

わたしがとても印象的だったのは、映画「死刑台のエレベータ」のテーマ曲。この曲自体はとても有名ですが、わたしが聴いたのは、そのセッションを収めた、ちょっとマニアックな特別版でした。

 

 

これではなかったように思いますが。。。

そのセッションを聴いた時はちょっと震えましたね。

この映画のように、狭い空間に閉じ込められた感じ、でもその空間を感じさせる「空白」。

トランペットでそれを表現できる。

すごいなぁ、と思いました。

 

どうしてもテクニックや速さを求めてしまいがちですが、この空間の作り方を教えてもらったように思います。

 

とにかく時代によりさまざまな音楽を作っていったあなたは天才ですね。

まさに帝王。

 

けっきょく、音楽は音が鳴っているときだけではない。