わかいころに死ぬほど聴いたアルバムの5枚目。
FOUR PIECES LIVE/THE ROOSTERZ
こうしてみると私はライブアルバムがすきなんだなぁ、と思います。
このアルバムは1988年発売で、同年の渋谷公会堂でのライブが収録されている。
THE ROOSTERZ
1979年に結成、1980年デビューしたバンド。
いわゆる「めんたいロック」としてくくられることも多いが、北九州出身のバンド。
バンドの活動の中で、メンバーの交代や、音楽性の変化の激しさが目立ちます。骨太のロックから、サイケデリック、グラムロック、フォークロック、パンクなど、様々な音楽を取り込んでいるといえます。
が、中心としては激しいギターサウンドと、疾走するリズム隊が一番はまっていると思う。
このライブの特徴はバックライト
CDジャケットの裏の写真でよくわかるが、このライブを映像で見ると、とにかく後ろからの照明が印象的。
このライブ後活動停止になるのだが、基本的には最新曲を中心に演奏、アンコールでオリジナルメンバーが参加した初期曲「C.M.C」の演奏、そして最後の曲はひとつ前のアルバムから「PASSENGER」。
このアルバムは正直THE ROOSTERZの中では、あまりよくないアルバム。というか彼ららしくない感じのアルバム。ここから最後の曲を選ぶというのも、なんかこのバンドらしいというか、なんというか。
でもなんかいいですよ、このアルバム
とにかく疾走感と、激しいギターサウンドが気持ちいい。
唯一のオリジナルメンバーである花田裕之のストレートなロックギターと、バンドの後期を支えた下山淳のサイケデリックなエフェクトを効かせたギター。この2人の絡みと、その裏の地響きのようなリズムが素晴らしいですね。
ぶっきらぼうな花田のボーカルは、この不思議なバンドサウンドにはぴったり合うし。
2023年11月より配信解禁
ずっとサブスク配信系にはでていなかったが、権利問題が複雑だったようで。
今回ついに配信が開始された。
このアルバムもYoutubeで聴くことができます。
印象的な照明は最後の曲を
けっきょく、80年代のバンドの熱はあつあつだ。