けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう 三船敏郎 4/1

むかしのきょう

今から104年前の1920年三船敏郎の誕生日。

 

ついこの前の3/23に黒澤明さんの誕生日でしたが、意外と近いのですね。

 

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あなたは戦後に仕事を求めて撮影所に行き、たまたま受けた東宝ニューフェイスもとてもぶしつけな態度だったのにもかかわらず補欠合格。

 

映画監督から役を依頼された時も「男は顔で売るべきじゃない」と一度断ったりと、そもそも俳優には興味がなかったそうですね。

 

しかし、頑固で芯のとおった男は顔や雰囲気、声に出るものです。

あっというまにスターとなりました。

また、まじめな面もあったのでしょう。やるからにはその役のことを真剣に考えられていたのでしょう、黒澤監督もあなたにはほとんど注文を付けなかったとか。

とくに「七人の侍」と「用心棒」「は同じ時代劇で、どちらも雇われ侍(七人の侍では実は農民でしたが)ですが、演じているタイプはかなり違う。

この演技は素晴らしいですね。

 

 

 

あなたを見ていると、本当に「男」というのを感じます。いい意味でも悪い意味でも。

でも、自分がやらなければならないことには、それこそ命を懸けてやっていたのでしょう、あなたの演技は鬼気迫るものを感じました。

 

けっきょく、才能だけでは成功はしない。