ひさしぶりに「風の谷のナウシカ」を読みました。
映画の「風の谷のナウシカ」を見た方は多いと思いますが、原作漫画はあまり読まれていないかもですね。
1994年まで雑誌アニメージュに、宮崎駿監督が自ら連載していた漫画です。
映画は1984年なので、公開後も連載が続いていました。
このAI映画もよくできています。ファンが多いですね。
わたしは連載というか単行本化されてから原作を読んでいました。
映画はこの原作の初めの部分を、少し話を変えてわかりやすくした感じですね。
映画では、汚れた地球をきれいにするために、腐海や蟲たちが人間を寄せ付けず、そして人間はいまだに憎しみあい、その中でナウシカは人々の間と、自然と人の間にたって、共存を訴える、という柱がありました。
原作では、もう一歩踏み込んでいました。
たとえ汚れた種族でも、たとえ害があっても、たとえ忌み嫌われていても、命があるものは生きていくのだ、それを誰も否定できない、というものかなぁ、と個人的には思いました。
正直、原作のラストはわたしにとっては「衝撃」でした。かなりの「衝撃」でした。
想像できなかったし、深く考えさせられました。
この内容で映画化できないかな、と思いましたが、5部作くらいになりそうですね。
まだ読んだことのないひとは是非読んでほしいと思います。
けっきょく、日本の漫画はすごい。
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