けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう 三代目古今亭志ん朝 3/10

むかしのきょう、

今から86年前の1938年、三代目古今亭志ん朝の誕生日。

 

私は若い頃から落語が大好きでした。

初めてあなたを知ったのは、たしか「火炎太鼓」でした。

 

ちょっと抜けているご主人と、しっかりはしているがかわいい奥さんと。

聞いている間はおかしくておかしくて笑っていましたが、終わった瞬間に、怖いくらいの感動を覚えました。

 

ただただすごいなぁ、と思いましたね。

 

名人と言われた志ん生の子どもとして生まれ、親の七光りとならず、大変な努力と才能で、まさに名人として君臨していましたね。

あの談志師匠もいろいろありながらも「金を払って聞く価値のあるのは志ん朝だけ」といっていたそうで。

 

時代の性で、分裂騒動や、テレビ、伝統と改革の間で色々と大変であったでしょうが、上方落語との関係や、芸人としての地位向上など、のちのちの若手落語家への貢献は大きいと思います。

 

バカバカしい話から、人情話、怪談話など、何をやっても素晴らしかったですね。

 

わたしはあなたの演じる登場人物は、ちょっと人間味を出すところはほろっときます。

 

けっきょく、落語で情景が浮かぶまでは厳しい修行が必要ですね。