おんがくがすきで、小学生のころからいろいろ聴いています。
おとなになって新しい音楽を聴くことはすくなくなったけど、この50年でよく聴いたアルバムを残したいと思います。
今回は、日本のフォークシンガーSIONが1989年に発表した4枚目の2枚組アルバム。
Strange but True
しぶいアルバムですね。題名の通り、2種類のアレンジのアルバムになっています。
1枚目 Strange Side
ニューヨークで、エヴァン・ルーリーのタンゴバンドと製作。
スタートからアコーディオンとバイオリンをタンゴから始まる。
SIONというとしゃがれた、よっぱらっているような声が特徴で、それがあわない人も多いでしょう。
が、この声が、悲しげのタンゴにばっちり合う。寒気がするくらい合う。
聴けば聴くほど骨身にしみる。高校生だった私は完全に飲み込まれてしまいましたね。
2枚目 True Side
こちらは彼のバックバンドNoisとの東京で製作。本来のSIONはこちらという意味でTrue Sideだということだが、Strangeに影響されてか、いままでは違いよりギターブルースが全面にでていて、とびぬけた感じがある。
1枚目と続けて聴くととてもきもちがいい。
曲
両方のSideに入っている「好きで生きていたい」、「気にすることはないさ」「花売り」は聴きくらべるととてもよい。歌詞も少し変えているのが、それぞれのSideの特徴を出している。
Strange Sideでは、「からかうなよ」「Machiko」、
Ture Sideでは、「サラサラ」「こんな大事な夜に」が大好きですね。
けっきょく、この記事を書くときに聴きなおしたけど、アルバムは順番通り一気に聴くに限ると思った。