ビールのつまみに最高ですよね。落花生。
秋に収穫され、いま店頭に並んでいるのは新落花生といえるでしょう。
落花生は神奈川県中郡ではじめて栽培されたといわれています。
なので、中郡には落花生屋さんが非常に多い。
大磯から始まった落花生の栽培の歴史
明治4年に大磯の農家、渡辺慶次郎さんが横浜の親戚から種をもらい、畑に植えた。
でも、花が咲いた後に実がならず、キレて足で蹴ったら土の中から実が出てきた。
花が咲いた後、その花が茎がついたまま土に潜り実がなったのでした。
なので、「落花生」。
二宮で現在の相州落花生ができた
二宮の二見庄兵衛も別で種子を手に入れ、栽培を始めた。
その際に、たまたま種の異なるものを発見。
いままでの落花生と違い、育てやすい種類だった。
それが現在の相州落花生のもとになり、大量生産が可能になったとのこと。
渡邉商店
落花生の卸問屋から創業した渡邉商店。明治2年創業なので、創業当時は相州落花生ではなく輸入品だったのでしょう。
同じ渡邉ですが、慶次郎さんとは関係はない?ようです。
が、日本の落花生屋では一番古く、
かつとてもおいしいです。
手作業で選別し、丁寧に作られています。
ドメインがrakkasei.netだもん!
場所
二宮と秦野を結ぶ県道71号線から少し横に入ります。
駐車場もあります。一方通行なので南から入りましょう。
お店
店のよこが工場で、タイミングよければ窓から作っているのが見えます。
単品から贈答品まであります。最近だとペーストも販売しています。
種類は、白ざらめをまぶした白落花糖、黒ざらめをまぶした黒落花糖、シンプルに薄皮付きの落花生と塩だけの上味付など。
今回は大好きなこれを購入。
手むき上バターピーナッツ
まるまるふとった落花生。
手作業で選別しているというのがよくわかります。
香りがすごくあります。
また一つ一つがしっかり味を感じます。
甘さと塩味がちょうどいい。
もちろん、スーパーとかにあるピーナッツより高いですが、
これ食べると、味の濃さ、粒の歯ごたえを感じてしまい、なかなか他のピーナッツに手を出さなくなる。
落花生協会のカレンダー
お店でいただきましたカレンダー。有名なひとですよね、この絵。
かわいいです。
けっきょく、ビールと供にとまらない。