けっきょくなにもしない

おじさんのひび

てんせいじんご

古い天声人語の文庫本。

 

全8巻で昭和56年に発行された本。全ての天声人語ではなく選定されたものだけであるけれども、戦後の1945年9月6日から1975年11月1日までが収録されている。

 

いまちょっとよみなおしている。おもしろい。4巻ではさすがにわたしもうまれていないけど、その当時の世相がわかっておもしろい。

 

また、「新聞でそんなことかくの?」と、いまではちょっと炎上しそうなはなしもあり、それも世相ですね。

 

天声人語なので短い文章で読みやすく、電車や休憩の時にサラッと読める。また、実際におきた事件や話題をもとにしていて、その時代のふんいきがわかっておもしろい。

 

新品はもうないので、古本屋やネットで探して8巻揃えるにはかなり時間がかかった。

 

電子書籍でもこのシリーズはなく、1973年以降執筆した方のはKindle版であるようです。

 

もし古本屋などでみつけられたら、おすすめです。

 

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一冊が薄いのでもちはこびにべんり。

 

古本だからもあるけど、この薄い色合いと、わらばんしのようなカバーが好き。

 

けっきょく、歴史がおもしろい。

 

※絶版なのでとりあえずのリンクです。