よくニュースで見る業務上過失致死傷という言葉

総じて感じるのは
「軽すぎない?」
という判決
いわゆる、傷害や殺人に比べて軽い
法的に言うと
「業務上必要な注意を怠り、誤って人を死なせたりケガをさせたりした際に成立する犯罪」
ということ
法定刑は「5年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金」
「業務」は、一般的な知識だと、「仕事中」と思うが、その場合「想定外」「意思に反し」「事故」というものの結果起きたことと理解しています
法律として「業務」とは?
・人が社会生活上の地位に基づいて行う行為反復
・継続して行う行為
・他人の生命や身体に危害を加えるおそれがある行為
だそうです
以前は自動車運転も「業務」に入っていたが、それは別の法定刑(過失運転致死傷)になりました
これが「業務」をよくわからなくしていましたね
いまは「業務」にはほとんど「仕事」になるので、わかりやすくなりました
あと罪の構成としては、「業務上注意すべきことを怠ったために起きた」という因果関係があることになります
他に過失致死罪や、過失傷害もあります
過失致死・・・50万円以下の罰金
過失傷害・・・30万円以下の罰金、または科料
さて、「注意を怠った」というのはなかなか難しい
「誰が見てもわかるだろう!」、はいいとして、
「かなりの専門家やベテランじゃないとわからない」、とか
「昨日までは大丈夫だった」、とか
「誰も教えてくれなかった」、「マニュアルになかった」、とか
いろいろと悪く言えば「言い訳」ができる
ただ、その結果、人が怪我したりしているのだから、被害者としては納得いかないですよね。
この両者間で、裁判はもめるのでしょう
その結果が最長で5年の拘禁
内容によっては「短い」と感じてしまう
もちろん、日本の刑法のスタンスとして刑の服役のあと「再起」を促すものだと思います
それはそれでいいのですが、やはり被害者からすると「短い」し、100万円はいまの経済状況からして「安すぎ」ますよね
海外だと法人に対しては上限がないなど結構重いようです
まぁそれもどうかなとも思います
法人とはいえ、それを運営するのは人(特に従業員)なので、事故が発生すれば法人に責任が発生しますが、それまでの間は日々従業員に重い責任を負わせることになりそうだし
医者とか常に重い責任を負っている人は、「100%の結果」が当たり前なので、それはそれでつらいですね
人間だからミスや失敗はどうしてもあるし
いろいろとミスを防止する方法は、いままでの経験で作り上げているだろうけど、「常に100%か」といわれるとね
という考えから、多分間を取って「5年」「100万円」なのかな
もっと細分化しなければならないのかな
でも、そうなると新しい「業務」がでてくるとわからないしな
例えば、自動運転で事故を起こした場合、「会社に責任がある」はいいとして、過失かどうかって結構わからないかもしれない
けっきょく、「うっかり」も取り返しがつかないことがあるので危険な仕事をしている人は大変ですね