けっきょくなにもしない

おじさんのひび

めちゃめちゃ聴いたアルバム その19 Night Songs/Cindrella

わかいころに死ぬほど聴いたアルバムの19枚目。

 

ハードロックブーム華やかなころにデビューした、一味違うバンドのデビュー盤。

 

 

シンデレラ(Cinderella)

1980年代のLAメタルブーム。多くのバンドがデビューをし、ヒットを連発しました。

ビジュアルもよく、とっつきやすいメロディ、それまでと違うカラッとした音。

ロサンゼルスに多くのバンドが集まってきたことで、LAメタルと呼ばれました。

 

中心的なバンドは、ドッケン、モトリークルー、ラット、ポイズンなどなど。

 

ボン・ジョヴィもこのころの人気バンドですが、彼らはLAではないので、入ったり入らなかったり、ですがね。

 

そのボン・ジョヴィが1985年に見出され、1986年にデビューしたのが今回紹介するバンド、「シンデレラ」です。

 

かれらは、それまでのLAメタルとは少し違って、ブルース色が入った、ちょっと違った味のあるバンドでした。

デビューアルバム ナイトソングス(Night Songs)

かれらのデビューアルバム。ジャケット写真はまさにLAメタル!

こういう服も流行りましたね。みんなこんな感じだった。

 

なんか日本の場合は奥様御用達のブティックにありそうですが(笑)

右から2番目にいる、ボーカル・ギター、そしてこのバンドのリーダー、トム・キーファー (Tom Keifer) のボーカルはとにかくすごい!。

 

このアルバムは80%くらいはザLAメタル的な内容ですが、垣間見る彼らの独特な音楽性が良いです。

 

Night Songs

1曲目を飾るこの曲。

この曲はブルースというよりエスニックな感じもしますが、AC/DCのようでもありますね。

ただ、キーファーの絞り出すようなボーカルが印象的。

後々はあまり高音は出さなくなりましたので、よりブルージーになっていきますが、この時のキーファーもかっこいい。

 

Shake Me

デビューシングルにもなった曲。

ばりばりLAメタル!

MVもまぁよくあるパターンですね。

みんな大好き、金髪ロックお姉さん(笑)

このころのビデオってこんなんばっかですね。

 

ギター回しは面白かったな。

 

伝説のMoscow Music Peace Festival。当時の名だたるバンドが参加。

その中でオープニングを務めました。

えらい盛り上がり!

 

Nobody's Fool

こちらもこのころのLAメタルが得意とした、派手で重厚なバラード。

相変わらずものビデオもパターンですねえ。

なんか、バンドをするとこういう女性にもてるのかな、とみんな思ったでしょう。

この曲でもギターは回します(笑)

 

ライブでは、キーファーのブルージーなギターソロがよく演奏されていました。

アルバムにはあまり入れてもらえなかったんですね。

Nothin' For Nothin'

けっこうこの曲好きです。

典型的なハードロックですが、キーファーのボーカルがとてもかっこいい。

ハイトーンもありますが、ちょっと哀愁もあっていいです。

重いレスポール投げられて受け止めるって、結構怖いよ。

よくやるなぁ。

 

Once Around The Ride

これもハードなナンバーですね。

曲名に「Around」が入ると、こういうギターリフになりますな。

ちょっとブルース的な要素もあると思います。このくらいのトーンがキーファーの声はいいですね。

 

Hell On Wheels

このアルバム、久しぶりに聴いたのですが、後半の重厚感がすごいですね。

立て続け。

この曲もハードで、疾走感があります。

やはりこういうのが流行りだったのですかねぇ。

ちょっとキーファーの良さがないなぁ。

でもギターソロが、スライドでブルース色が強い。ここでわがまま出したかな。

 

Somebody Save Me

曲というより、このMVが最高でした。

最初のプロデューサーの指示にうんざりするメンバーの顔が素晴らしいのと、最後のシーンは大笑い。

最後のサプライズが最高です!

これは一見の価値ありです。

曲もいいですが、MVがよすぎてちょっと印象が薄い(笑)

 

In From The Outside

ちょっと初期のエアロスミス?的な曲。

演奏中の派手な演出や、メンバーのポーズ。

このころみんなやってましたね。

かれらもご多分に漏れずやっていました。

 

ただ、キーファーがかっこいい!雰囲気も含めめちゃくちゃかっこいいな。

こういうタイプはいなかったですね。

 

Push,Push

こちらもドスドスとミドルテンポのハードロック。

わかりやすく、とっつきやすい、まさにLAメタルな感じ。

こういうのを求められたのか、メンバーとしてはこういうのを今はやりたかったのかはわかりませんが、非常にストレートなのが余計にきますね。

 

Back Home Again

最後の曲。

すこし垣間見えるブルースの香りはあるものの、LAメタルの定石を踏んできたこのアルバム。

まぁ、この曲もそうなんですが、最後の飾る曲としてはかなり暗く重い。

途中のメロディがすごくいいなとは思いますが、最初聴いたときはあまり好きではありませんでした。

 

ただ、久しぶりにアルバム全体を聴きなおして最後のギターの音色がとてもいいですね。残響感がとても良いです。

 

まとめ

さて、彼らのこのデビューアルバムは大ヒットします。

一気に人気バンドになります。

そして、2年後に2ndアルバムを出すのですが、彼ら、というかキーファーですかね、

「おれはこういうのがやりたいんだ!」

という意思表示がはっきりします。

ロング・コールド・ウィンター/Long Cold Winter

 

シングルカットされ、ヒットもした「ジプシー・ロード(Gypsy Road)」。

この曲も、LAメタルではありますが、ギタープレイや音が、サザンロック、ブルースの匂いをより強くしています。

特にこのライブで、キーファーのボーカルで始まりますが、鳥肌ものです。

名演ですね。

 

この後どんどんブルースに傾倒をしていきますが、4枚アルバムを出したところでいったん活動が停止となります。

 

残念ながらシンデレラとしての活動はいまはないですが、キーファーはいまも活動しています。

www.tomkeifer.com

2026年もツアーをしているんですね。

 

youtube.com

すこしまえの映像ですが、変わらないかっこいいボーカル!

すごいなぁ。

また聴きに行きたいですね。

 

けっきょく、いっぱい切れているパンツは履くの大変じゃないかな。