へー、アラスカって買ったんだ。
しかもその時はロシア帝国のものだったのね。

18世紀末にロシア帝国は露米会社という毛皮の交易のため植民地経営会社を作り、アラスカからカルフォルニアまでの沿岸地域までその影響力を持っていました。
が、1856年イギリスなどとのクリミア戦争に敗れ、経済的に厳しかったロシアは、アメリカにアラスカの売却しました。それが1867年10月18日。
720万ドル、今の貨幣価値だとどんなもんでしょうか1億5千万ドルくらいかな。22億円くらいかな。
当時は、アメリカ国務長官は「巨大な冷蔵庫を買った」揶揄されたそうです。
しかし、購入から1896年に金脈が発見され、1957年には大型油田、1967年にはアメリカ最大の油田が発見されるなど、あとから資源がたんまりあることがわかりました。
ロシアも悔しかったでしょう。
最近アメリカ大統領が、グリーンランドを買うとか言っていましたが、国土を購入する話って最近の歴史でもそうないでしょうね。
その話って今どうなったんですかね?デンマークとかからひんしゅく買ってそのままかな。
あの人、どこまで本気かわからんですな。
けっきょく、大きな買い物の最後の思い切りが必要かな
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