けっきょくなにもしない

おじさんのひび

野球は害?

むかしのきょう、1911年8月29日、東京朝日新聞に「野球害毒論」の連載が始まった日。

すげー題名ですね。

 

その題名の通り、野球に対するネガティブキャンペーンです。

hiroba.njsf.net

 

このころ野球が日本にやってきて大変なブームになった。

大学生が中心にチームが組まれ試合が行われた。

 

選手は勉強せずに、また野球選手はモテたのでわざと留年するとか、応援が非常に加熱したとか、乱闘騒ぎが起きたとか、まぁ加熱したんですね。

 

それに対して、新渡戸稲造を筆頭に、多くの著名人が野球の害を訴えた。

 

今読むと、かなり強烈な内容ではあります。

 

野球はいろいろと策を弄して戦うもので「剛勇」ではないとか、疲労やプレッシャーが頭に悪いとか、バッティングでその振動が脳に悪いとか、不良だとか、無くなっても害はないとか。

 

すごいですね。

 

まぁいつの時代も新しいものは非難をされるものですが、なかなかすごいですね。

 

しかし、この連載があっても野球人気は衰えず、この4年後には大阪朝日新聞主催で今の全国高校野球大会が始まります。

 

この時には野球は教育にもよいスポーツだとなったし、礼節を重んじるという方針から、試合前後のあいさつが始まったそうです。

 

今年の夏の全国高校野球大会はいろいろありましたね。

純粋に野球を楽しんでいる人たちがほとんどでしょうけど、またこういう論争になってしまうよ。

 

けっきょく、対象は変われども繰り返し起きるものですね。