なかなかいかない、地元の資料館や博物館。
何も用事のない時にしか行かないなと思い、行ってみた。
平塚市博物館。なんと無料。
けっこう盛りだくさんだったので、2回に分けて書きます。
海の漂着物コーナー

くるみ。
きれいに真ん中で割れているのは、ちゃんと子孫を残せたくるみらしいですね。

亀の死骸はよくありますね。きれいに骨になっていると、作りがよくわかります。

この竹。「なんだろう?」って書いてあるのでクイズかと思ったら、博物館でも本当にわからないらしい。
わかる人います?確かに、真ん中の穴から笛のようですが。

急に自転車。前輪に直接ペダルがついています。止まるの大変そう。

鉱物コーナー。きれいですよね。ここまできれいに並んでいるのもなかなかないか。

駅の近くから掘り出されたタブノキ。
海を流れてきたと思われます。

土器。一度イベントで野焼きをしたことありますが、土を焚火で焼くと本当に硬く器になるのが面白かったですね。
これらも平塚からたくさん出たそうです。
講のコーナー





講ってよく聞くけど、よくわかっていなかった。
信仰を中心とした集まりなんですね。
WIKIでは「民俗宗教における宗教行事を行なう集団、またはその行事・会合」だそうです。
いまでは経費の問題や、高齢化などを理由に解散しているところが多いらしい。
この博物館の中では一番興味深かった。
中原街道と酢

酢の甕。
平塚には有名な「酢」があったとのこと。成瀬酢といって、将軍に献上されるほどでした。酢は好きなので、現在無くなっているのは残念。
この酢は平塚の中原という地域で作られていました。
現在の地名では、中原の隣に御殿という地名があります。ここには徳川家康の時代に江戸と駿府を行き来する途中の休憩所「御殿」がありました。
この中原御殿と江戸(東京)を結ぶ道が「中原街道」です。知ってました?
まだ家康の時代は東海道が整備されていないのと、江戸に行くには一直線の中原街道が便利だったんですね。
ちなみに、川崎の中原区はその途中で街道名から地名を付けたものになります。
宇宙のコーナー

ほんと幅広い。講と宇宙。なんかシュール。


3階にはプラネタリウムがあります。プラネタリウムのみ有料です。
むかしの投影機は結構興味深い。面白いですね。
戦争のコーナー



軍事工場が多かった平塚では、大空襲にあいました。
焼夷弾って、ただ落とすのではなく、飛んでくるんですね。
恐ろしい。

茨城の中学校から平塚に来て、工場で夜勤中だった学生が、空襲で亡くなり、その葬儀で学友が送った弔辞。
両足をなくし、治療をしてくれるところを探しまわったが見つからず、ようやく治療が始まった1時間後にはすでに出血多量で間に合わなかった。
「君の仇はこの麻中健児が必ず取る」
「米何するものぞ!英何するものぞ」
「大東亜戦争は必ず勝ってみせるぞ」
この言葉並ぶ文章はつらく悲しすぎる。
この後の歴史を知っているからこそ、この死の意味、学友の悲しみの意味が苦しい。
結構見ごたえたっぷりでした。
ちょっとほかの資料館などに見入ってみよう。
けっきょく、人は学ぶことが多い。