けっきょくなにもしない

おじさんのひび

めちゃめちゃきいたアルバム その11 THE GUITAR TRIO/Paco De Lucia,Al Di Meola,John McLaughlin

わかいころに死ぬほど聴いたアルバムの11枚目。

THE GUITAR TRIO/Paco De Lucia,Al Di Meola,John McLaughlin

まさにスーパーギタリスト3人が組んだ夢のトリオ。

Paco De Lucia スペインの天才フラメンコギタリスト、パコ・デ・ルシア

Al Di Meola アメリカのジャズ/フュージョンのスーパーギタリスト、アル・ディ・メオラ

John McLaughlin イギリス出身のジャズ/ロックの超絶技巧ギタリスト、ジョン・マクラフリン

 

もともとは、Larry Coryell(ラリー・コリエル)というこれまたフュージョン界の重鎮ギタリストが参加していましたが、アルに交代。

 

このライブ盤がとくに有名ですが、わたしはこのアルバムも非常に好き。

 

特にパコ・デ・ルシアが聴きたくて、アルバムを探しましたが、あまり日本では見つからず、そんな中あったのがこのアルバムでした。

 

na2ro.com

 

ギター少年には、刺激が強すぎるアルバムでした。

 

La Estiba

1曲目からやられます。フラメンコ、スパニッシュ全開。パコの作曲。

静かな導入ですが、縦横無尽な旋律が次々襲ってきます。

アコースティックとは思えなかった。

 

Midsummer Night

3曲目。ジョンの明るく楽しい曲。まさに熱帯の夜の海が見えるような曲ですね。リゾートとかで聴きたい。

こうしたフュージョン、ジャズにも対応しているパコがまたすごい。

 

Maha De Carnaval

4曲目。これはスタンダードですかね。これまた前の曲から打って変わって、情緒的な曲ですね。

題名の通りカーニバルの朝。どんちゃん騒ぎの次の朝。祭りの喧騒の跡が残る町の風景でしょうか。

 

Letter From India

5曲目。インド音楽にも傾倒したジョンの曲。はしばしにインドの影響がみられます。

また、その中で、パコもアルも静かですが弾きまくっている。

なんでこんなにきれいな音を次々出せるのだろうか。

 

Espiritu

6曲目。アルの曲。精神という意味らしいですが、心象世界を表現しているんですかね。かわいらしいテーマのメロディと、うつろう感じの3人の掛け合いがとっても素晴らしい。

 

Cardeosa

9曲目。最後を飾りますパコの曲。

言葉の意味が分かりませんでしたが、パコらしい情熱的な曲です。

 

あまり映像はありませんがフルライブはいくつかあるので、ぜひお聴きいただきたい。

 

わたしも一度来日公演いきましたが、3人のすごさ、そして音楽の無限さがよくわかりました。

 

けっして、あの域にはいけませんが(笑)

 

けっきょく、あんなに自在にギターを表現できたら気持ちいいだろうなぁ。