むかしのきょう
今から63年前の1962年、アクセル・ローズ (Axl Rose)の誕生日。
1980年代後半に現れた、ロック界の革命児と思います。
当時、ヒップホップと、ポップス、そしてスマートだったり高度なテクニックのハードロックが全盛でした。
こうした状況が長く続き、常態化していくと、それをぶち壊すものが出てくるものです。
この時は、ガンズ・アンド・ローゼスでした。
初めて聞いた時には、あなたの特徴的な高音シャウト、激しいギターサウンド、暴力的な雰囲気が、新しく感じました。
ギターも正確にチューニングされていないような音、リズムもきっちりやっているわけではない、そうした微妙なずれがとてもいい意味で「暴力的」「破壊的」な音楽になっていたと思います。
そろそろ「きっちり」に飽きてきたキッズを熱狂させましたね。
ただ、その雰囲気は実際のメンバー内でもそうだったみたいで、活動は縮小してしまったのがもったいなかった。
2010年代に復活して徐々に活動を増やしていますが、あの勢いで、もう少し活動されていたら、どのような影響を与えていたのか、と妄想してしまいます。
けっきょく、今の日本もそろそろ破壊を待っているような気がする。
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