むかしのきょう
今から190年前の1835年、岩崎弥太郎の誕生日。
もともとは甲斐武田氏の末裔でありますが、関ヶ原の戦いに負け、土佐藩山内氏の郷士となり、その郷士の資格も困窮により売ってしまいました。
もともと勉強ができ、どん欲に知識を得ていきます。
その後、土佐藩の商売に欠かせぬ人となり、廃藩置県で土佐藩がなくなった後は、その経営を引き継ぎ、三菱財閥を築くまでになります。
また三菱は国とのつながりを早くから進め、それもほかの財閥にない特徴でしょう。
また、ほかの財閥はその時点でかなりの歴史を持っていますが、三菱は明治から一気にのし上がった財閥でもありました。
よくドラマや小説では、若いころしいたげられた経験をばねに、いや恨みに近い感情で、のし上がっていく姿を描かれています。
実際はどうだったのでしょう?
まちがいないのは、大きな夢や目標があり、それにひたすらにがむしゃらに向かっていった、ということでしょう。このころの日本人にはあった精神でしょう。
けっきょく、つらいけど目標があればやっていけるのかも。
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