けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう 岩崎弥太郎 1/9

むかしのきょう

今から190年前の1835年、岩崎弥太郎の誕生日。

 

高知県土佐藩で地下浪人の家に生まれました。

もともとは甲斐武田氏の末裔でありますが、関ヶ原の戦いに負け、土佐藩山内氏の郷士となり、その郷士の資格も困窮により売ってしまいました。

 

もともと勉強ができ、どん欲に知識を得ていきます。

その後、土佐藩の商売に欠かせぬ人となり、廃藩置県土佐藩がなくなった後は、その経営を引き継ぎ、三菱財閥を築くまでになります。

また三菱は国とのつながりを早くから進め、それもほかの財閥にない特徴でしょう。

 

また、ほかの財閥はその時点でかなりの歴史を持っていますが、三菱は明治から一気にのし上がった財閥でもありました。

 

よくドラマや小説では、若いころしいたげられた経験をばねに、いや恨みに近い感情で、のし上がっていく姿を描かれています。

実際はどうだったのでしょう?

 

まちがいないのは、大きな夢や目標があり、それにひたすらにがむしゃらに向かっていった、ということでしょう。このころの日本人にはあった精神でしょう。

 

けっきょく、つらいけど目標があればやっていけるのかも。