けっきょくなにもしない

おじさんのひび

おめでとう ベン・ジョンソン(Ben Johnson) 12/30

むかしのきょう

今から63年前の1961年、ベン・ジョンソン(Ben Johnson)の誕生日。

1980年代、100m走といえば、アメリカのカール・ルイス(Carl Lewis)との壮絶なライバル関係にあったカナダ代表の短距離走者ですね。

 

1987年の世界陸上で世界記録の9.83を記録。

 

そして、1988年のソウルオリンピック100m決勝での対決。

筋肉の塊のようなあなたは、カール・ルイスの完勝。

しまも9.79という驚異的な記録で優勝します。

 

しかし、直後のドーピング検査で陽性。記録もメダルも剥奪されました。

 

復活した1992年のバルセロナオリンピックでは決勝に行けなかったものの、ここでもドーピング検査で陽性。完全追放となってしまいました。

 

でも、これでドラマは終わりませんでした。

2003年に、カール・ルイスの検体を改めて検査すると、これも陽性。

まさに、オリンピックの闇が暴かれたのでした。

あなたはこのことを「スポンサーの都合」と訴えていたそうですね。

真相はどうだったのか。

 

けっきょく、記録を追い求めすぎるのは人間の性なのか。