むかしのきょう
今から101年前の1923年、忠犬ハチ公の誕生日。
東京帝国大学の上野教授が飼っていた秋田犬ハチ。
教授は通勤では駒場駅を使っていましたが、出張なども多くしばらく家を空けるような移動では渋谷駅を使うことが多かったようです。
しかし、上野さんと過ごして2年もたたないうちに上野教授が大学で急死してしまいます。
そののち、ハチ公は転々と住む家がかわったのですが、のちに渋谷で見かけたという話を奥様が聞き、渋谷近くの植木職人の家に預けられます。
体の大きい秋田犬、野良犬にも間違えられ、追い立てられたり、叩かれたり、他の犬にかまれたりと、かなりつらい日々を送ったようです。
新聞に紹介されてからようやく皆にも認められ、優しく見守られるようになりました。
そして、上野教授が亡くなってから10年。渋谷警察署の近くで死んでいるのが発見されました。
渋谷駅で待っていたのは、教授がしばらくいないときには渋谷駅に迎えに行っていたという癖からだろうと言われています。
その話もまた泣ける。。。
けっきょく、人間だけでなく動物も愛があれば心は通じる。
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