むかしのきょう
今から99年前の1925年、B.B.キング(B.B. King)の誕生日。
まさにブルースギターのキングですね。
あなたのギターはとにかく歌いますね。
高度な弾き方、早い指捌き、ということではないのに、あなたのような音はでません。
また、とてもやさしく力強い歌声。これもブルースを歌わせたら最高のシンガーでもありますね。
それと、お顔(笑)
とてもやさしく、おちゃめな感じの表情がたまらない。
こういう魅力から、若いミュージシャンにも慕われていますね。
だいすきな曲「How Blue Can You Get (Downhearted) 」。
曲の途中で弦を切ってしまいますが、熱演です。
この曲は、悪女といえばいいのか、愛している女性にずっと「ブルー」にさせられる男の嘆き節。食事もおごり、車も与え、やっと結婚できて家も買い子供もできたのに、「ブルー」にさせられる男。
歌詞だけ見るとなんか悲しい歌のようですが、このB.B.キングの表情をみると、この男もダメ男のようにも見えるし、奥さんの旦那操縦のうまさも感じるし、コミカルに、そしてほっこりするようにも感じます。
聴衆も、大盛り上がり。「そうだそうだ!」という旦那衆、笑い歓声を上げる女性たち、楽しそうだなぁ、といつも思います。
たくさんの音楽をありがとう。人類がある限りあなたの歌は残るでしょう。
けっきょく、男ってしょうもないけど、楽しい。